心が暖かくなる優しい映画
冒頭で出る「男か女かはどっちでもいい」というメッセージが映画全体を通して優しく伝わってくる構成は見事で
それは主人公であるミー坊の生き方を肯定しているのと同時に
ただ好きなものと一緒にいられればいい。好きなものを好きと言い続けられる人生であればそれでいい。と見ているこちらも肯定してくれる暖かい感覚に包まれているようでした。
その魅力を引き立たせている主演の のん の演技を始め他キャストの演技も素晴らしく、鑑賞中不思議と何度も涙が込み上げてきました。
モデルが存在する半自伝的映画の為見る人によって感じ方は変わるかもしれませんが、個人的には全編通して幸せな気持ちにさせてくれる素晴らしい作品でした。