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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのnumasanのレビュー・感想・評価

3.8
主人公のエヴリンを演じたミシェル・ヨーさん、私の好きな女優さんでそして主演の映画ということもあり予告編も面白そうだと感じましたので観に行きましたが終わった後になんて表現したらいいのだろう…、そう簡単にはいい表せないなと思いました。
ミシェル・ヨーさんはカンフーアクションも得意な方でしたので、この映画でもそのアクションシーンが沢山ちりばめられた作品でそれだけでも見応えがあり素晴らしかったです。
でも話の展開が速くあまりにも他の時空の世界を心が行き来するのが頻繁に起こるので、ついて行くのが大変で疲れちゃいました。
最後まで観てよく考えてみると、単純にSFアクションということもなく希薄なエヴリンの夫と娘との繋がりと自分自身を見つめ直して、新たな関係を見つける為の時空の旅だったのかなと今では思います。はちゃめちゃなところがあって好き嫌いがはっきりしそうな作品ではあります(犬を攻撃の道具にしているところはやってはダメでしょう!)が、非常に個性的な演出で私はすごい作品だなと思います。
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