このレビューはネタバレを含みます
神映画。
アクションコメディかとおもったらまさかの
哲学
主人公視点でしか見えない物語の中で、他のキャラたち(旦那、娘、父親)の考え方がぶつかる感じがめっちゃ良かった!
例えば石のシーンでの対話、旦那との別の世界線での会話、父親との過去の話etc
マルチバースがテーマで、いろんな自分やもしもの世界がでてきて、それを通して人(自分、相手)を理解するような展開
全体的にシュールな絵面、哲学的な部分、キャラクターなど好き嫌いわかれそうだけど、本質を考える物語の対比になってる(?)から必要な表現だったのかなと
タイトルが3つのパートに分かれているところとか、前半には見えなかった旦那の良いところが後半の物語で中核をなしてるところとか、考察しがいがある物語とかメタ的に面白い部分がめちゃめちゃあって最高でした!