レビュ彦

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュ彦のレビュー・感想・評価

4.5
主人公の名前がエブリワンなのに気づいてアハ体験した。


どう頑張っても数々の受賞スピーチで良いリアクションを残してたキー・ホイ・クァンを色眼鏡無しで見ることができず、画面に映る度に毎回スキスキになってしまった。大好き。インディ・ジョーンズもグーニーズも観てないけどアナタが好き。


「優しくする」というあり得ないくらい真っ直ぐで純粋な答えに心がほぐれた。


パンフレットも読んでいろんな人のレビューも拝見して、みるみるうちに良い映画だったなぁと心変わりしてはいるが、俺はどうしてもダニエルズのユーモアが苦手だ。『スイス・アーミー・マン』も失敗作だと思っている。
もちろん超面白いシーンもあるし発想の天才なのはわかるのだけど、ユーモアが放たれるタイミングが苦手というか、こっちが感動しているタイミングでワザとふざけたり視界にあえて映らせる空気の読めなさみたいなのに腹立ってしまう。完全に自分が頑固なだけで最悪だ。優しくなりたい。


ミシェル・ヨーのマルチバース顔フラッシュカットみたいなところの勢いが凄すぎて感動した。バビロンの例のシーンもこんくらいの勢いほしかったな。


石の件は猛烈に感動した🪨


こうやって別の人が同じような手法でやってたりするのをみると、そりゃ力の入れようも違うのだろうけど、やっぱクリストファー・ドイルの『恋する惑星』のスローモーション超カッコいいよね。比べもんにならねえ。


主演女優と助演男優は彼らで文句無いが、作品賞のオスカーは渡したくねえなぁ。。。


1.85:1
1.33:1(some scenes)
2.00:1(some scenes)
2.39:1(some scenes)
レビュ彦

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