ちゅんせ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのちゅんせのレビュー・感想・評価

3.7
アカデミー作品賞受賞。
マルチバースに飲み込まれた女性の話=脳内葛藤なのかなと。誰でも常日頃から数秒間で過去や未来、自身の様々な性質、理想など思考を巡らせて行動選択しつつ生きている。所謂、自身の多様性を映像化した話なのかと。

多様性を真摯に描いた作品だなと。他者の多様性を認める以前に、自身の多様性や多面性、可能性を自認することで他者にも寛容になれるという話。思考を解放する様をコミカルにエキセントリックに娯楽映画にしてるなと。
自己内面を映像化したディズニー『インサイド・ヘッド』に近いものを感じた。
ちゅんせ

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