はやりのメタバースものではあるのだけど、根底のテーマはいたって普遍的。人生がこんなはずじゃなかった、という想いはほとんどの人が感じたことがあるでしょう。あの時こうしておけば・・・が重なって多数の可能性の世界は生まれてくる。
隣の芝生は青く見える状態なんだけど、果たして今の自分の世界はどう評価すべきなの？本当にどうしようもない世界（人生）なの？何か手立てはないの？と問われている。
その結論が、愛ですよ愛、でいいのかどうかは議論のあるところでしょうが、映画って昔からずっと同じ主題を手を変え品を変え表現しているのだなあと改めて感じ入った次第。
