スクリーン12(IMAX)
再鑑賞:2023/3/19 福岡中洲大洋 スクリーン3
ご存知アカデミー賞で作品賞を初め主要部門をさらった作品。
コインランドリーを営むエヴリン(ミシェル・ヨー)。夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)との間には離婚問題を抱え、ギリの父(ジェームズ・ホン)の介護、娘ジョイ(ステファニー・スー)の恋人問題、そして国税庁の役人(ジェイミー・リー・カーティス)と税金の相談と頭が痛い。
そんなエヴリンが全宇宙を壊そうとする巨大な悪と戦うことになる、、、。
このところ流行りのマルチバースの世界観が炸裂した奇想天外な物語。
家族のドタバタ話が宇宙の危機を巡る大きな話に展開していく。
格調高さなど微塵もなく、ひたすら下世話な人たちが右往左往していく。
まったくこんな下品な作品がアカデミー賞を獲得するなんて痛快。
しかし、このアクション満載の作品の根底には家族愛、LGBTQとちゃんとドラマが盛り込んである。
笑いながら付いていくのに大変な作品。でも結果オーライな作品。