中庭

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの中庭のレビュー・感想・評価

1.5
一昔前のセカイ系なんて言葉を引けるような家族の物語だが、舞城王太郎の作る個人対世界の設定の方が納得がいく。娘が結局家から出られていないと感じさせる陰鬱さも残す。魚肉ソーセージみたいな指を持つ者同士のロマンス描写は異様にグロテスク。
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