すずめの戸締まりのガガントスのネタバレレビュー・内容・結末

最初はなんか新海誠っぽくないファンタジー感だと思ったけどなんだかんだ入り込める世界観。戸締まりシーンの迫力は圧巻。映画館ならではの音響も相まってめちゃめちゃテンション上がった。

時間の影響しない常世だからこそ最初のシーンと繋がったんだなあ。3.11の震災の原因はミミズだったのかな。そのときに母を失って過去を捨て切れてないすずめがきっかけの最初の扉を閉める。まさに『すずめの戸締まり』のタイトル通りで感動した。

旅の過程で地方から出たすずめを助ける人たちも魅力的で、すずめが徐々に心を開いていく感じは扉が開いていくようで、過去の自分と決別して最後の『行ってきます』はほんっといいシーンだったと思う。

ただダイジン・サダイジンのネーミングが寒いのと、サダイジンの登場に叔母のブチギレシーンは必要だったのかとは思うめっちゃ悪役感出てたし。神ってアバウトな設定だし目的がちょっとよくわかんなかったからモヤっとしちゃった。