絵の描き込みに圧倒され、物語の駆動力に感動した。いくつもの奇跡が起こり、上映時間にも現れているように少し盛り沢山すぎるところではある。
内容自体、すでに過去二作(特に『君の名は。』)でやった内容ではある。
ただ、肝心のところを完璧なショットできめることこそが映画に必要であるし、その点鈴芽と環のチャリンコのシーンを影で映したシーンと鈴芽の最後のシーンに関してばっちり決まってる。ということは、映画としてはこの上ない作品ということ。
より直接的に実際に起こった天災が取り上げられるが、その裏にはいくつもの人災も取り上げられている。