わにさんの映画レビュー・感想・評価

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運び屋(2018年製作の映画)

4.7

6年ぶりの鑑賞。
特に意識していなかったが、2024年の大統領選を経て見ると、まぁなんとも形容しがたい諦念すら感じる。

お花が好きな世間知らずの爺さんの話とだけ記憶していたが、それは何も間違っていな
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.5

あんまりよくわからなかったけれども、交換所に潜入してからの数10分は最高。黒沢清じゃん。

イコライザー(2014年製作の映画)

2.5

3作目から入ってしまうと、どうしても見劣りはするが、ここぞのアクションシーンはさすが。

マッコールの正義感は暴走しているのだろうが、それが世のため人のためのように見えて、100%の自分のために動いて
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イマジナリー(2024年製作の映画)

1.5

生涯最高級の出力を出した仕事終わりにみにいったが、面白くなかった。トホホ。

まぁ、それは良いとして、俺はもっと怖いクマさんぬいぐるみ🧸が見たかったというか。
ぬいぐるみの怖い仕掛けがないのに、いきな
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勝手にしやがれ!! 逆転計画(1996年製作の映画)

3.5

『勝手にしやがれ』シリーズの中でも、飛躍する面白さは少ないにしても、堅実な映画として楽しめる。
ただ、鳥が飛び立つシーンがあるからこその堅実さともいえる。

あみこ(2017年製作の映画)

4.0

"えっ、Lotus Flower…?"と思ったら、案の定Radioheadだった。
「あの女Radiohead聴くの?」→「映画なんか見て何になるの」だったのですね、なるほど。

食って、寝て、走って
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

フル鑑賞は3年ぶり。

まぁ、とにもかくにも退屈で、しょうもないシーンとアクションの連続ではあるのだけれど、とにかくオペラハウスの10分弱は鬼気迫るものがある。撮影・アクション・音響、目に入るもの・耳
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

4.0

こりゃあすごいや。
てか、『続・激突』て。『激突』要素、ある意味0だろ笑

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

4年ぶりの鑑賞。
20年代のホラー映画でも屈指の面白さ。

透明人間というタイトルで透明人間が出てくるだけのシンプルな構成でありながら、何も映っていない風景が映っている、とでもいうような、カメラを自在
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.5

夏の都知事選や今回の衆院選後のXのタイムラインをみてると、「投票していないやつは文句を言う権利なし」だの「○○(例えば石丸)に投票したやつ/世代はバカ」だのであふれかえってる。
こんな状況に囲まれたら
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.9

昨年の年間ベスト1位の映画を1年ぶりに。

ショーン・ベイカー版『夜明けのすべて』。自転車のシーンが最高で、割と共通点が多い。
やることなすこと迷惑でしかないマイキーの動きを最高の撮影で撮ってしまう。
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トラップ(2024年製作の映画)

4.0

評判通りの面白さ。

やけに続く緊張感のせいか、面白いのに長く感じるタイプ。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

2を爆睡してしまったので、そもそもの前提の話がまるで理解できなかったのだが、その条件で3が一番面白かった。

ただ、西部劇をやりたかっただけでは?笑というようなオマージュのオンパレード。
イーストウッ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

超面白いのに2時間超えてない素晴らしい映画。

ここんところの何も頭を使っていないマルチバースなる醜悪な概念とは似て非なるものだ!

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.0

スピルバーグに次ぐスピルバーグという感じで、でもバケモンが暴れてるシーンは楽しめたからOK!

何も観るものなかったらもう一回行ってもいい満足度!

あと、100分ちょっとというのがヴェノムの素晴らし
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

まさかもう一度観るとは…!という感じ。『シビル・ウォー』にどハマりしたので。

『シビル・ウォー』は2024年の『ジョーカー』だと思う。『ジョーカー』は挑発の映画で、『シビル・ウォー』もそれとは別種の
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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.0

なんでも出来るリチャード・フライシャーがへんちくりんな事やったのすごいな。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.8

いつまでも続けばいいのに、という映画でありながら、そうはいかない映画。

卓球のラリーやフリスビーは続かないが、ラストシーンで続くキャッチボール。最後の一球は暴投。

上白石がポテチをかき込むシーンは
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ショーン・オブ・ザ・デッド 4K(2004年製作の映画)

2.5

面白いんだけどね。
『スパークス・ブラザーズ』以外の見たやつ全部ハマらない。

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.5

5年ぶりに鑑賞。
事あるごとに言及しているけれども、子供のメンタルヘルスに向き合っている点において非常に価値ある作品。

サキちゃんが自身のトラウマに「私の中にずっといていいよ」というメッセージの誠実
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.0

先週、『HAPPYEND』をけちょんけちょんに書いたけれども、やっぱり光と影はあったのかもしれないけど、"陰"がないよなぁとエドワード・ヤンを見ると思ってしまう。
パレスチナで起こってることとかアメリ
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大阪の宿(1954年製作の映画)

3.5

結構変な映画。
冒頭からポンポンとカットを割っていく編集に違和感を感じつつ、それが落ち着いてくるとノワール的なシーンだったり、殺気だったシーンがあったり、結構展開が激しかった気がする。

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.5

"エロい身体 釘付けのBody
Yellow Poohみたく欲しいhoney
galaxy pussy yeah whoa magic"
ってryugo ishidaの好きなラインがあるのだけど、そ
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天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

4.6

あーあ、すごいや。
明るい色が飛び交う綺麗な映像ですね、と呑気に観ていくと、ロンの家の雪降るシーンにたどり着いてしまう。そこでノックアウト。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.0

4年ぶりの鑑賞。
いまだに夏になると1回は思い出す満足度の高い夏・サメ映画。
原題が『海底47m カゴ無バージョン』とそのまま過ぎて笑える。  

サメの襲撃シーンよりも、洞窟に入って最初に映る何気な
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トゥルー・クライム殺人事件(1947年製作の映画)

4.0

これはかなり面白かった。
冒頭の影になった人なのか、影なのか判別がつかないくらいの動きをカメラで追いつつ、容疑者のように鏡やら何やらに反射して映る登場人物の顔。
なんかコナンでこんな話あった気(なかっ
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