わにさんの映画レビュー・感想・評価

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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

まさに2024年のフィナーレを飾るにふさわしい作品。
あとは相米慎二のリマスター2作品以外は見る必要ない。

2024年は揺り戻しの時代であった。
例えば、日本で見てみるとHedigan'sと千葉雄喜
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リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

4.5

いや、まじか。すごいな…
約20年前にすでに『TAR』をやってしまってるじゃん。

"性加害者がご近所に"という事件をフレームとして、その内部でママ友との軋轢や過去の事件や作品への言及、抗精神病薬、そ
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

-

久しぶりに観た。なっつ。
霜降りのせいやがよくツッコミボケで使うから、その度に思い出す。

アビゲイル(2024年製作の映画)

4.5

なぜかはわからないが、ここ4ヶ月で好き度が爆上がりした映画。

飛び散る肉片!肉片!肉片!
Fワードの連発!
ヤケクソで吸血鬼をもって吸血鬼を制さんとす展開!

いい大人が3人がかりでアビゲイルを倒し
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

-

久しぶりに観た。
これくらい王道のミステリーやるか、『ハロウィンの花嫁』くらいどでかいことやるか、どっちかやで。コナン映画よ。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

5年ぶりの鑑賞。
心の中でこいつの映画はもう見ないという出禁を決め込んでる監督がいて、藤井道人っていうんだけど、アリ・アスターも『ボーはおそれている』が頭に来すぎて、次同じことやったら出禁と決めている
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

2.0

これはダメだったなぁ。
最後の方の影の演出は予告で見たとおりよかった。

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

3.0

産後の恨みは一生とよく聞くが、惨事の恨みは一生程度で晴らせるのだろうか?(未婚男性の意見)

久しぶりに映画のキャラクターに本気で頭に来た🤣
お前だけ最後まで手を汚さなかったな、子供でも手汚したぞ、と
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

-

これが96分。
英雄だ!とがなりたてたい監督が撮ったら、150分の映画が平気で出来上がっていたようにも思う。

やるべきことをやった人たちを、撮るべき人が撮ったということの救い。

そんなことをここ最
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.0

5年ぶりの鑑賞。
5章以降がかなり退屈で、そりゃあ『チャレンジャーズ』の方が1万倍面白いのだけれど、何か偏愛してしまう。
・最初の鏡部屋の捩れるシーンにフェティッシュな魅力を感じること。
・映画のサン
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.0

2回目の鑑賞。時を経るごとに『スーサイド・スクワッド』が面白過ぎることがしみじみと分かってきたため、もはやGOTGが物足りなく感じるんだよね。実際、1と3は物足りないし。

でも、オープニングクレジッ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

2.5

久しぶりに再見。金〜日で3連続映画館に行ったのだが、コンビニで買ってきたものガカザサする見窄らしいジジイ、遅れて入ってきてずっとしゃべって30分くらいで退出したカップル、うるせえと怒鳴られてからも何度>>続きを読む

雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.0

世も末な描写の連続だが、現に世も末なのだから、その末の中で生まれる創作・創造力に身を委ねて生きていくしかないのだ。

花火が打ち上がって以降は失速、うーん、ヤゴが飛んでいくシーンで終わったら綺麗だった
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

こちらも4年ぶりに。
案外、『ブラック・ウィドゥ』の方が好きだった。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.7

4年ぶりの鑑賞。
クリスチャン・ベイルの額の皺を見る映画。
エンジン交換の違反を指摘されたときのマット・デイモンの後ろからの顔芸素晴らしかった。あれが本当に"ヤカラ"。

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

2.0

マジでずっと何の話してんの?と?マークが頭の上に立ちつつの鑑賞。
(ついでになんばパークスで見たが、隣のジジイがファミマのビニールガサゴソしながらなんか食うてたり、ファミマのポップコーン食ったりで、6
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.0

最近、映画を見始めて5年ぶりの鑑賞を立て続けにしてて思うのだが、案外自分のつけるスコアが初回よりも極端に上下することがない。この辺りは自分にさすがだなと思ったりもする。

『ヘイトフル・エイト』に関し
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.5

6年ぶりの鑑賞だと思う。

コナン映画を立て直すなら、ガチで謎解き要素を面白くするか、"恨みを晴らすために宇宙からの落下物を警視庁に落とす"くらいネジを外すか、どっちかだと思うんですよね。

幸い、と
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

今年『ツイスターズ』に感激した辺りから、急に『NOPE』のことを思い出すようになった。
『ツイスターズ』のナンセンスさ、『シビル・ウォー』のマヌケさ、最初から全てここにあったではないかと2年越しにその
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神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

-

なんやこれと思っていると出てくる花火や水路、調べると『魚影の群れ』『ションベン・ライダー』と同年の映画なの?ほほーん。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

こちらも5年ぶりの鑑賞。
『異人たち』で覚醒した"異物感"のファーストインパクト。
どこまで分かり合ったり、求め合っても、我々は所詮は異物同士でしかない。

主人公を支える強キャラの脆さが出てきて、い
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

①なんか『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が終わってから、そういえばあの映画どんなだったけ?と見返す機会が増えた
②『Chime』から2ヶ月くらいお金がかかってない面白い映画を黒沢清で見まくったので、ハ
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

『ツイスターズ』が好きな人間からすると、この映画は奇跡的に面白いんだよな。

巨大ファンダムに支えられ、原作が終わるまでは毎年"エースキャラ"をフル稼働させなければいけない宿命を抱えしまい、作品として
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

4年ぶりの鑑賞。
"デントとジョーカーを対立軸として捉えるなら、デントを応援する。けれど、バットマンとジョーカーを対立軸とするなら、僕は迷わずジョーカー側につく"というのはよく4年前に書けたものだなと
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.7

4年ぶりの鑑賞。"落下の映画"とだけ記憶していたが、久しぶりに見ても絶対的に面白いし、フェーズ4以降のMCU映画を観ると相対的にさらに褒めたくなる。

取っ組み合いもガンアクションもカーアクションも何
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ホステル(2005年製作の映画)

1.5

徐に"パルプ・フィクション"使われててかわいい

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.0

正直スルーでもいいかなと思っていたので、その想定からするとかなり楽しめた。

最初のサル(?)とサメでパニックムービーとしてみれば楽しめるし、何よりデンゼル・ワシントンが強すぎるのがよい。
詰めは甘か
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