南森まち

すずめの戸締まりの南森まちのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
廃墟を探す謎の青年を追った鈴芽は、「扉」を開けてしまい、彼と日本列島を"戸締まり"する旅に出る…というお話。

とてもシンプルなストーリー。しかし、これまでの新海作品に見られた、複雑な背景や理屈をコネるよりも、老若男女が楽しく頭空っぽにして楽しく見られる作品でした。
また、日本列島を舞台にしたロードムービーという点も、個人的には馴染みがありとても楽しめました。
ジブリファンを意識した演出もあり、いよいよポスト宮崎駿になりつつあると思いました。

ただ、「君の名は。」のようなミステリ要素が少しあったら、満点だったかな。

初週末ということで日本全国で展開していて、今週ならほぼどの時間でも見られるのも素晴らしい!
オススメですよ!

しかしあれですね、『ブレット・トレイン』に続いて、東海道新幹線が舞台として出てくる映画が続くのは面白いですね。