このレビューはネタバレを含みます
入場時にもらった冊子にあったとおり「いってきます」「ただいま」「おかえり」のお話だと思いました。
幼いすずめが常世で見た女性は母親ではなく「すずめの明日」だった、というのが良かったです。
土地を鎮めているのは人の思い、思いの重さ。
すずめに恨み言を言ってしまったタマキさんは「憑き物が落ちる」演出など。。
「ここ良かったな」と思うところ、あとからどんどん出てきますね。
4本脚があった椅子は3本脚になっても自立できる。
母親という心の支えを失っても、いつかは光に溢れる日々を歩んでいける。
少しずつ、明日を頑張ってみよう、と思える作品でした。ありがとう。