宮崎じゃないジブリと、描きたい物がなくなった細田守監督を超えていくかな?
全体のストーリーとしてはとても面白かった☆
実際の災害とファンタジー要素を組み合わせ、自分達の日常と地続きに感じられる構成は、12年前の3.11という大災害を直接扱いながら、それに対するストレートなメッセージがあって良かった。
個人的に気になったのは、アニメ独特なドタバタした萌え要素かなw
監督の過去作にあった甘ったるさが、近作よりも多い気がして見てて寒かった…。
懐メロパートも必要?
主人公達を振り回す悪者のようなダイジンのキャラが、最後には…という展開がいまいち掴めなかったり、腑に落ちないものもいくつかあり、観賞後の感動度合いは「君の名は。」「天気の子」よりは薄かった。
「天気の子」が公開された頃はほんとに大雨の日が多く、今作が公開されてる今は地震が頻繁にあって、現実とのリンクがスゴくて、この監督は持ってるのかもしれない。