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すずめの戸締まりのsnのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

誰しもが共通の記憶として持っている3.11を題材として、あの時還ってこなかった数々のいってきますを、鎮めるような作品だと思った。最後、おかえりって迎えられたことで。それ以外にも日本の神話を重ねてとっても丁寧に描かれていて、君の名はよりはすっと理解できた。終盤にある、そこで生きる人の心の重さで閉じられている後戸は、人がいなくなって開いてしまうみたいなニュアンスの草太のセリフに、過疎化が進み人が出ていき忘れ去られてしまうであろうこの国のあちこちの土地を思ってしまった。
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