すずめの戸締まりのにしくんのレビュー・感想・評価

前作『天気の子』よりもかなりファンタジー色が強く、言うなれば「ガール・ミーツ・ボーイ」な物語。好きという気持ちだけであそこまで突っ走れるのは、ヒロインが女子高生であるというのが大きいだろう。まぁ『君の名は。』も、『天気の子』も主人公やヒロインは高校生だけど。
震災と言う日本人があまり触れたがらない部分を敢えて題材に選んだのは、すごいことだと思う。震災の起きた場所としてではなく、そこに生きた人たちを想うことで防ぐことが出来ると言うのがポイント。