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すずめの戸締まりのaのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すずめが家の玄関の鍵をかける時、自転車の鍵をひねる時どうして寄りで切り取られているのかと思ったら、“すずめの戸締まり”あぁそういうことなのかとじわじわと沁みてきて最初の見せ方にも拍手送りたくなった。

「こここんなに綺麗なところだったんだ」に「綺麗?」ってすずめ言うとこグワっときた。一見穏やかな気持ちで見れる場所も、誰かにとっては忘れられない痛みがそこにあって。
あの時揺れた体育館、寒い中家族の温もりを待った校庭、暗闇から解放されて見た画面越しの自然の恐怖。大学進学の準備を終えた頃、それまで見守っていて安心したかのように遠くへ旅立ってしまった大好きな祖父。あの時に感じた奥へ閉まっていた記憶も色々なシーンで重なって、余計に涙が溢れてしまった。

そして、オープニングエンディングともにタイトル登場のタイミングが本当に良すぎて鳥肌。
歴史と神秘性を感じられる挿入曲との相性も良きだし、リアルに聞いたことある曲もあってリアルさ増す。
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