このレビューはネタバレを含みます
相変わらず難しい〜そこがまた良いのだけど。
3.11とか、ストーリーにその要素いる？ってエンタメ作品多くあるんだけど、今回は無いと…というか、サブのような扱いだけど、絶対に無くてはならないもの。「人々が忘れ去る頃（廃墟）に、再び訪れるのが天災（ミミズ）」だし、「親子になりたくてもなれない環・鈴芽と、鈴芽・ダイジン」、鈴芽からしたら両方重いわな。重いけど、軽く誰かの人生なんて持てんわな。でも責任を持たなきゃいけないときは、きっと来るんだよな。「親子」「天災」２つのテーマが無理なく合わさり、また難しいけど「天気の子」よりは万人受けしそうな作品（天気の子の方が好きだけど！）
あと「戸締り」も、「行ってきます」にかかって脱帽。「行ってきます」と言ったきり、帰ってこない人がたくさん、たくさんいるのだから。
ストーリー、絵、音楽はもう言うことなしだが、新海さんが描く恋物語は苦手。それぞれのキャラクターは好きだけど…そんな会って間もない人のこと、命懸けで好きにならんて。無理矢理すぎていつもそこは引いちゃう。あと声優も今回微妙…？な気がした。鈴芽はもう少し大人びた声だと思ったし、草太はもっと低いと思ってた！予告映像は声無しでしか見ていなかったので。
