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すずめの戸締まりのがねのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
自分としては、新海監督作品で、言の葉の庭の次に好きだった。(でもだれかのまなざしが一番好き)

前回前々回ではRADWIMPSの曲が多すぎて、「これじゃ秒速の時みたいに、映画よりMVって言われちゃうよ」と思いながら今作見たのもあるかも知れないけど、
今回は音楽が邪魔をしてなくてとても良かった。(個人的にはRADはEDPの時から大好きだし今もなんだけど、流し過ぎという意味)

メッセージ性が今までより格段に強いし、震災の事を描いてるから賛否両論あると思う。
カジュアルに君の名は。辺りで新海監督を知ったファンは、「こんなの望んでない」とか言ってそう。

けど監督コメントにもあるように、この事をタブー視して描かないのは間違っていると思うので、そこは事前情報知ってるかどうかで見る見ないが分かれそうだなと思った。

実際観た後に家族で、あの状況になったら…という話もしたりして、いい機会にもなった。

実際、被災者の方はまず観れないしキツすぎると思うけど、映画の最後にもある通り、みんなが昔の街の事を忘れて廃れていってしまっている、と言うメインテーマにも見事にマッチしてるし良かった。

最後に楔が宮城でしっかり閉じられているのも、監督なりに復興への願いとして、沢山の人がまた居る日々に戻るように、と売ったのだと個人的に思っているw


途中高速道路で、怒涛のスポンサー枠があったのは笑ってしまった。(Spotify立教クロネコヤマト等)
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