このレビューはネタバレを含みます
震災時まだ小学生で、友達と下校中に電柱がありえないほど揺れてるあの光景を思い出した。あの時の記憶は、今でも鮮明に覚えてる。
最近接している小学生はまだ生まれてなかったと聞いて、この映画を今やる意味をすごく感じた。
この映画は 1人ではない ということを伝えたいんじゃないかなと思った。
1番身近で大切な人を失ってしまったすずめだけど、ちゃんとすずめのことを見てくれて愛を注いでくれている人はいるってこと。これはそういう人たちに届いてほしいなと思った。
ただいま、おかえりが当たり前でいられることの幸せを噛み締めつつも、いつ奪われるか分からないことを忘れずに生きないと、と思った。