天気の子は映画館で見損ねたので今回はちゃんと映画館で。
今回は、今までと違ってよりファンタジーやSF寄りですね。
それでも、震災を題材にしながらも最後には希望を提示する。しかもそれが陳腐ではなく、自分に向けてとは。。。
素晴らしいの一言です。
九州→神戸→東京→北陸への移動は物語りの帰結への挑戦にも感じられました。
RADもちゃんと劇伴してましたね。
JAZZもカッコよかったです。
原作・脚本でここまで完成度高く、
物語りを俯瞰で作れるのは本当に尊敬しますね。
ここまでのファンタジーは星を追う子ども以来ですかね？相対性理論使ってS F恋愛アニメ作ってた人ですからね。仕立て方にも博学とロマンチズムを感じます。
ただ、気になる点を云えば。
ダイジンの目的が不明瞭
すずめの常世では時間軸を越えてるのがご都合感がある
個人的には最後は母親から希望の一言！みたいな感じを期待してました。
とはいえ、ソウタとすずめののっぺらぼうシルエットのカットも良いですね！流石の演出です。
映画では収まらない未来を描いてますよね。
時代が変わってもすずめのような震災の直接的な被害者の方がみても、ポジティブになれる映画だと思います。どんなに今が真っ暗でも、光に包まれる未来がある。そうできている。
最高のメッセージですよね。
劇中でもすずめを見送る人たちは、抱きしめて想いを言葉にする事なく伝えます。
美しさがありますよね。
ロマンチズムかもしれませんが素敵なものは素敵なんですよ！
ここまで書いといて、なんですが、
僕は天気の子の方が好き。
意外とロマンチックなんです。、
