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すずめの戸締まりのEPATAYのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.4
3部作の中で一番わかりやすいけど一番意味がわからない作品だった。面白いんだけど、うーん......結局そこに行っちゃうんだ。終わりに向かうにつれてチグハグで意味がわからなくなっていくという......

震災をこういう風に扱うのもどうなのか。

戸締まり云々よりも、すずめが旅の途中で出会う人たちとの交流の方が面白かったしもっと見たかった。

というか道中の人々との交流が“戸締まり”になんの関係もないのが物語として破綻してる気がする。

人々がその場所を忘れて廃墟となることで負のエネルギーが生まれて町が退廃していくのは分かるけど、それがどう震災と関係あるのかが全く分からない。

だし、百歩譲ってそこは飲み込むとしたって、原因が“忘れられる”ことなら、すずめや草太がそこにあった記憶を知るだけなら根本的な解決にはなっていないのでは?

最終的な結論もうーん......
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