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すずめの戸締まりのhvappのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ハリソン・フォードが何故かゴールデングローブですずめちゃんの椅子と写真撮ってたので思い出しました(^.^)
新海さんの映画見たのはこれが初。なんやかんやあって結局劇場で3回見ることになった、あでも最近見たので4回みてるやんけ


「うちの子になる?」って台詞でダイジンとすずめちゃんの過去がリンクされたところで心の臓がグェってなった。
すごく印象に残ったのはすずめちゃんの「ここが…綺麗?」という台詞。メガネの男(名前忘れました)が「ここってこんな綺麗な場所だったんだな」的なことを言った時のすずめの反応だけど、震災がすでに過去の出来事になっている人とそうでない人の壁がこの二言で明確になって、被害が少ない地域にいた私は前者に該当するので鈍器で殴られたような感じだった。2回目の鑑賞時は3.11の被災地に近い地域出身の友人と見たけど、そのシーンの時少し緊張したのを覚えてる。
すずめちゃんが最後「おかえり」を言えてよかった。でもあの2人が恋愛関係になかったらもっと好きなれたと思う。あとすずめちゃんのおばさんの告白、同じ境遇にある人的にああ思っちゃうのがリアルなんだろうけどあんなこと言われてすぐ仲直りできるのが不思議だったというか、まじで墓まで持って行って欲しい口が裂けても言ってはいけないような言葉だったと思うので(サダイジンに言わされたとしても)、あれで絆が深まると言うか2人の壁が払拭されるのすごいと思った。「それだけじゃないよ」なんて言葉で補いきれるのか?私だったら一生忘れない。すずめちゃん側の境遇にある人にとってあまりに残酷すぎないか。でもそこが監督さん的にチャレンジしたい部分だったのかなあ。知らんけど。

極爆上映最前列、音を全身で浴びて気持ちよかった。あとタイトルバックがすき
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