そう

すずめの戸締まりのそうのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.6
君の名は。はRADWIMPS聴かせたいが出過ぎてた。時をかける少女と転校生のミックスみたいな感じだし。天気の子はヒロインが神がかっていたのでドルヲタ的には好き。本作は天気の子よりバディー感があってそこは良かった。草太が唱える祝詞が気になって調べてみたら監督が自分で考えたらしい。日本人と天災の歴史、民俗学や伝承をかなり勉強して作劇していることが感じられた。好きなジャンルなので面白く見れた。ただ天気の子があったからこそのこの作品なのかなと思った。面白い映画だったけど、前作の方が新鮮味はあった。明らかに東日本大震災と熊本地震を下地にしているのでフィクションにしては見る人を選ぶのかなという感じもした。でもこれくらいやっていいと個人的には思う。映画館で観たかったな。友人曰く、ラストシーン、坂で男女が再会するのが微妙だそうw毎回最後その展開になるの監督に何か強い思い入れがあるんだろうという結論に至る。九州出身の彼曰く方言にそこまで違和感はないらしい。あとアラフォーのノースリーブはエロいと。何であんなにエロいのか…。椅子に変わったイケメンと絡むたびに何かのメタファーに感じて妄想が加速する。冒頭の声の演出からしてやっぱり新海誠変態だなと思った。良い意味で。良い意味でよ。ありがとう。
そう

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