イシダユウキ

すずめの戸締まりのイシダユウキのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0
震災、サイコー!
と書くにはまだ早過ぎる時期ではあるけれど、さまざまな都市で災害が起きてくるカタルシスは日本人のDNAをくすぐる。栓を抜くと竜が現れて地震が起きるのは勉強になった。宮崎県に行きたくなる映画。アニメーターはロケハンに行けるから羨ましい。都市が壊れる快楽、見覚えあると思ったらこれ映画「魔女の宅急便」だ。

少女が労働を通じて成長していく物語の高校生版。横にむかつく猫がいるのも同じだ。最後、猫を成敗する快楽は、なんだか今時のデスゲームを彷彿とさせる。