このレビューはネタバレを含みます
簡単に学校サボって、簡単に廃墟に入って簡単にフェリーに乗って簡単に他人の車に乗って、全国回って男についていくヤバい女の子。
生死なんて運だって目の前で見たら、ああなるのはすごくリアルな気がした。
生き残った罪悪感とトラウマで自分の命を軽く感じてしまってるから、危機感より好奇心が勝つんだなー
地震の経験のない九州に一人連れてきちゃったのも、自分の浮世離れを肯定しちゃう原因になってる気がする
子供の自分を慰めてあげるシーンはほんと泣けた
震災を扱って賛否あるだろうし、いい映画なのかどうか、なんとも判断できない気持ちで見終わって、消化できないけど、
考えさせられるし重たいもの食らって意義のある映画ではあるなと思った。
だだちょっとこの映画を見る被災者の人はどうみるのか…救いになるならいいんだけど
輪島にも要石あったのにな。とか、戸締りで震災回避できるならなんで三陸は間に合わなかったのかなとか色々考えてしまう
要石にされてる子は全然助けてあげずに、犠牲になったままなのかなとか…
あとは特に告白してないけど、相手が自分を見てる視点を見て、両思いなんだって感じるの、エモいよね
