君の名は以降、あまりにも作りがテンプレ化しすぎている。「かしこみかしこみ」みたいな決めフレーズとか、ちゃんと認知できる人が多いであろう御茶ノ水を聖地にしてるあたりとか、興行的な成功しか目に行ってない感じがだんだん気持ち悪くなってしまった。レギュラー放送が終わる前のエンタの神様味を感じる。
新海誠の作家性はどこに行ってしまったのだろうか。というか本人はそれでいいのだろうか。
懐メロを流しながらオープンカーで旅するところが地に足がついた人間描写って感じがして一番好きだった。
あと持ち味という意味では女の子の性的魅力を「エチエチなJKウッヒョ〜」という感じにならず青春というオブラートに包んでエモい感じにまとめるのは相変わらず上手い。