んちゃやま

すずめの戸締まりのんちゃやまのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

地震テーマという事は現実に起きた大震災を無視出来ないわけで、どこまでリアリティラインを近づけるのか分からないのでかなりセンシティブだなぁと思いつつ見ていたら、思いっきり3.11の日付が出てドキッとしました。
阪神や東北の震災もミミズの仕業だったのだ!と明言はしていないけどそれを抑え込むのが閉じ師の役目ならば何度も失敗してるのでは?
今回のすずめのチョンボのような要石抜けちゃった事件が過去にもあったんですかね。
閉じ師も草太さん以外にもいると思うんですけど、(流石に全国一人で戸締りして回るの無理では?)チャラそうな芹澤さんとかお母さんや環さんが閉じ師でオールスターバトルになるのかと期待してしまいました。
SAでのすずめと環さんの喧嘩、お互いにむき出しの気持ち吐き出しすぎててハラハラしちゃいました。でもみんな少しはそういう気持ち持ってるよね…それが普通!
その後の仲直りの時の「少しは思ってる、けど、それだけじゃないよ」って言葉ものすごく良いなと思いました。悪い事言ったけどそれを上回る良い事を並べるでもなく、すずめの事を娘として育ててきてたくさん嬉しい事があった、そんな気持ちを少ない言葉で表現出来てすっと理解できる、素晴らしいワンシーンだと思いました。