ちゃんめい

夏へのトンネル、さよならの出口のちゃんめいのレビュー・感想・評価

3.5
“欲しいものが手に入る”という都心伝説・ウラシマトンネルが舞台のSFボーイミーツガールもの。

夏と田舎、都市伝説の相性の良さたるや…。そしてこのウラシマトンネルの真相が、想像よりもしっかりと作り込まれているからこそ物語を一層盛り立てていた。

そして、欲しいものを手に入れようとする際に伴う犠牲。それを知ってもなお、欲しいものを手にすべく破滅に向かっていく2人の姿が若さゆえのなんというか…。

晩夏にぴったりの哀愁漂う映画でした。