近未来の…と言いつつも歪な社会構造や政治への無関心など、今の日本と地続きな世界が舞台のSF青春ドラマ。
幼馴染のユウタとコウ。「初めて海を観たのもお前と一緒だった」的なセリフがすごく良かったな。本筋>>続きを読む
もう、どストレートに友情努力勝利な作品。とても気持ちの良い映画でした。感嘆符!最高!
一番最初にぽつりと呟いたセリフが後に、じわじわと毒がまわるように効いてくる。そんな遅延型の毒というか、全てのシームやセリフに意味がある作り……素晴らし過ぎた。
とにかく“音”が怖い。玉ねぎをみじん切りにする音、アルミ缶を潰す音…。ずっと尾を引く嫌な生活音というか、薄暗さが残る映画。ただChimeとはなんだったのか? 一緒に行った友人と語ったり、評論家のレビュ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
サユリが父親から性的虐待を受けていたっていうのは映画オリジナルの設定なんですけども。
この作品は、サユリは別に特別な何かがあったわけではないが(もしかしたら原作で描ききれなかった部分かもしれないけど>>続きを読む
今更ながら鑑賞。なんか、なんか、ヴァラクの登場が派手になり過ぎてもはやスーパーギャグ漫画日和みたいになってる。もう少し忍んでもろて
許せない……。それは他者への嫉妬、自分への不甲斐なさ、後悔、なんでも良い。ただ“許せない”の感情に痛いほど響く映画だった。
中村倫也さん演じる記者の砂田が、私の癖にブッ刺さりまくりだった。砂田のことをもっと知りたい……
青山剛昌先生作品の、10代の少年たちがクロスオーバーして謎解きしてるのが良かった。近年は降谷さんや風見、赤井さんとか(超好きだけど)オジたちの活躍が目立つので、関東〜関西の少年たちが体当たりで共闘して>>続きを読む
私はあの世ではなく、命ある現世ではちゃめちゃに楽しみたいし、幸せになりたいです。信仰ってなんなんでしょうね。
人生で初めて映画に“怖れ”という感情を抱いた、すごく衝撃的な体験をしたな……というのが第一の感想。
うんびゃく年に渡る物理学の叡智が、時代や取り巻く環境によっては大量殺戮兵器になってしまう。この恐ろ>>続きを読む
くそヤバかった。
まず、幾田さんとあのさんがハマり役過ぎて、2人の友情物語としての濃度がマシマシ。原作読んでる方はわかると思いますが、おんたんの「知ってるよ!!」で俺はボロ泣きしたよ。そして、映画館>>続きを読む
現在進行形の恋と過ぎ去った恋。恋愛の美しさも、ままならなさも全て映し出したような映画。原作のストーリーからかなり改変されているけど、また別の物語としての「恋愛の終着点」が描かれいて、胸がきゅっとなりま>>続きを読む
真相は……🫣みたいな核心ではなく、過程を楽しむタイプのミステリ。おもろかったけど、検察官のハゲタコ。てめーはゆるさねぇ。あと個人的にはエンタメ感度が同じ友人と観に行くと感想戦が盛り上がって楽しいのでお>>続きを読む
狂児はなぁ! コーヒーカップを上からぐわしって持つんだよォ!! と序盤で厄介原作厨を発揮した自分を殴りたい。マッッッジで良かった。人たらしマシマシ綾野狂児良過ぎた。頼むから早くファミレス行ってくれくだ>>続きを読む
原作読んでて、勝太って岸くんぽいなぁと思ってたからこの実写化は激アツすぎる。高良健吾さん演じる伊達先輩やばすぎた〜〜。あと吉岡里帆さん演じる雨宮先生、原作よりアグレッシブで超好き〜〜。はぁ、めちゃくち>>続きを読む
権力、暴力……悪しき過去に立ち向かい、新たな時代と希望を紡ぐ物語。父のビジュが良いとか、絶妙に癖を刺激してくるオジが出てくるとか、好きポイントは山ほどありますが、なにより脚本が素晴らしすぎた。
“君はいたほうがいいよ”
主題歌であるサンボマスター「Future is Yours」の歌詞を地で行く映画だった。
ってか、主題歌がサンボマスターだったのは大正解というか、物語に説得力が増す。>>続きを読む
女らしさ、男らしさ。この世で生きていく上で課せられるものをバービー、そしてケンに投影して描く。
他者にかけられた呪い、あるいは自分でかけた呪い。それを解くのは権力で誰かを支配することでも、恋でも愛で>>続きを読む
ラッセル・クロウ大先生がウイスキー片手に
スクーター乗り回し“ともに地獄まで”とか言いながら、悪魔祓いに奔走する『ヴァチカンのエクソシスト』。
なんかさ、うぁあぉああ! うぉおぉおお!みたいな、パワ>>続きを読む
“音が聴こえてくる漫画”と称される『BLUE GIANT』が映画化によって、色と動き、そしてなによりホンモノの音を手にした。
でも決して奏者の動きに音をかぶせるとか原作をなぞるだけじゃなく、生き物の>>続きを読む
超良質なB級映画。一生爆笑…なのに唐突にぶち込んでくる家族愛、ズルいぞ!!
このレビューはネタバレを含みます
いや確かにTVシリーズの総集編だけど、“ミラクルキュートなサイエンティスト”これだけでも観る価値ありです。
例えるならあれだ『美味しんぼ』×「ミッドサマー」だ、などと雑な感想を抱いてしまった。あのレストランに海原雄山を送り込みたい。
真面目な感想いうと、特権を享受するものの傲慢、皮肉のフルコースでヒヤッと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
嫌というほど私たちの“不確かな命”みたいなものを突きつけてくる。それでも諦めたくない、今日も明日もずっとずっと…。そう思わせてくれるほど命と真摯に向き合った映画だった。なんだか今日は早くお家に帰って「>>続きを読む
使命、友情、愛、そして血湧き肉躍る超絶バトルにダンス!!あと猛獣とか出てくるのと、とにかく感情闇鍋ムービーなので、ほぼゴールデンカムイだこれ。ナートゥ🕺
突如生まれた羊ではない“何か”を巡るスリラー×ファミリードラマ。人のエゴ、神秘、何だか教訓めいた神話を見ている様だった。
パンフレットには「BEASTARS」板垣巴留先生による書き下ろしイラストと本>>続きを読む
古き良き「階段新耳袋」みを感じるオムニバスホラー。なんかこういう理不尽な怪異が一番怖い。
最後にかけてもう笑っちゃうくらい面白かった。「未知との遭遇」がカムバしてきたって感じで、謎の飛行物体の最終形態のビジュがまじで良かったです。
“欲しいものが手に入る”という都心伝説・ウラシマトンネルが舞台のSFボーイミーツガールもの。
夏と田舎、都市伝説の相性の良さたるや…。そしてこのウラシマトンネルの真相が、想像よりもしっかりと作り込ま>>続きを読む