こさむ

夏へのトンネル、さよならの出口のこさむのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

中と外で時間の流れが違う浦島トンネル。
そのトンネルを通ると欲しかったものが手に入るという。
だが正確にはそのトンネルは、「自分の失くしたものが手に入る」というものだった。

結局最初に手に入れようとしたものは手に入らず、トンネルを調べてた男女でくっついて終わる。
失った家族を取り戻すのがメインの話だと思ってたので、恋で終わる話になって残念に思ってしまう。
トンネルに入って結構経ってたけど、2人ともこの先の人生大丈夫なのか。

作画と美術は丁寧で綺麗。リアルな陰影が良い。そこが好き。
恋愛に重きを置いててストーリーほったらかしなのが本当に残念。
主人公の演技が気になる。親父役がベテランの小山力也なだけに尚更。
音量バランスが悪くて音楽がうるさく感じたりもした。
こさむ

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