オリジナルの黒澤明版は20代の頃に見た記憶があるんだけどまだ早過ぎたのか心に響かず
印象に残ったのはブランコのシーンくらいで内容は覚えていない…
こちらの生きるは第二次世界大戦後のイギリスが舞台
長年お役所仕事をなあなあとしてきた主人公ウィリアムズは、とあるきっかけで人生を見つめ直す事になり…
今、私は、これを見て、ゾッとしてしまった
彼みたいに何かガツンとしたショックがなければ私もこの先何となく毎日を過ごしてただの灰になるんだろう
そんな自覚と焦りがあり、ウィリアムズと自分を重ねてしまった
こんな事20代の頃は思いもしなかったのに
ちゃんと生きてるように生きたいな
良い刺激になったので観てよかった
そして英国紳士の雰囲気が良過ぎて良過ぎて…
ビル・ナイの微笑みや所作がめちゃくちゃ上品で良かったー
観終わった後森薫のエマを一巻から読み直してまた英国に浸りました
