このレビューはネタバレを含みます
作家として煮詰まっているロレッタと、腐れ縁のアランによるコメディアドベンチャー。
作品の題材として失われた都であるDに詳しいロレッタは拉致され、大西洋にある島に送り込まれ、強制的に王の墓と財宝のありかを解読させられることに。
拉致に気づいたアランは救出のために凄腕の男と孤島へ潜入。この辺はブラピを効果的に使ってておもろかった。
しかしブラピも早々に退場。2人で追手をはがしながら脱出を試みることに。意図せず小説をなぞるかのようなロストシティをめぐる冒険をすることとなる。
前半はふざけてるし、後半はシリアスだが、脚本に驚きも少なく、よくある冒険ものの範疇を抜け出せてない。全体的に規模が小さく、終わりかたもご都合主義的で子どもだましかな。
高校生くらいまでなら楽しめるのかもね。
しかしこういう作品ってアメリカとかでは需要あるんだろうね。結構金かけてそうだもんな。日本だとそもそも邦画にアドベンチャーって無いし、見に行く文化がないなと。