マイナー映画好きのジェーン

ザ・ロストシティのマイナー映画好きのジェーンのレビュー・感想・評価

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
4.6
今のところ、これがサンドラ・ブロックの最新作みたいですね。ストーリーは『ロマンシング・ストーン』をアレンジして、サンドラの個性を盛り込んだ感じ。とても楽しかったです!💓

サンドラ、お年を召してもぜんぜん変わらないですね✨相変わらず溌剌として知的、あのテンポのいいおしゃべりも健在で、ヒロインの面白さでは『ロマンシング・ストーン』を軽く超えています👏
タバコを吹かす敵にお酒を投げつけて火事を引き起こしたり、反発の原理を使って敵を倒したり、彼女の知性は今回も大活躍!

相手役は、いま上映中の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』で主役をしているチャニング・ティタム。『フライ・ミー』ではパッとしない俳優だなと思ってしまったのですが(失礼…)、本作ではサンドラとの相性もよく、間抜けだけど一生懸命に彼女を助けようとする男性モデルを好演していました。

悪役はダニエル・ラドクリフ。ハリー・ポッターで大ブレイクした俳優さんですが、大人になってからは小賢しい悪党役が多いですね😸ここでも、古代の宝石を必死に手に入れようと足掻くみっともない悪人役でした。
存在しない宝石のために大金をはたき、サンドラ演じる小説家を拉致するわけで、バカの見本!

ブラッド・ピットが端役で出てくるのも楽しい🎶以前は何となくブラッドが苦手だったんですが、いざちゃんと映画で観ると、決して悪くないですね。苦手に感じたのは、どうやら写真の写り具合で、完全に間違いだったようです。
ここでも、小さいシーンながら、なかなか楽しませてくれました👏でも、あのザマでちゃんと生きてるなんてびっくり!


そして、「宝石はなく、古代の王と女王の愛の象徴だった」というオチがとても好き💘