戯曲「ハムレット」をセリフをほぼカットせずに製作された作品。ランタイムはなんと4時間超え！
矢継ぎ早にセリフが展開するので、上映時間はたっぷりなのにどこか余裕がないような印象を受ける。舞台では役者の顔を細かくうかがい知ることができないので感情を動きやセリフに転化することが多いと思うが、映画はクローズアップができるので表情で語らせることができる。なので、本作はかなり情報過多な作品になってしまった。
まあケネス・ブラナーがやりたかったんだからしょうがない。お疲れ様といいたいです。
私も疲れたw
19世紀に設定を移したことにより、殺風景な古城から豪華な宮殿を舞台にすることができた。これは４時間を乗り切るには正解だったと思う。
公開当時は今は無き「みゆき座」で2500円で上映してましたね。私は高校生でスルーしてしまいましたが、この時に観ておけばよかったと少し後悔。家のテレビで4時間は少し辛い。
