りさ

ハムレットのりさのレビュー・感想・評価

ハムレット(1996年製作の映画)
5.0
感無量とはこのことか...
演劇オタクの姉がDVDを貸してくれたので見た。シェイクスピア良くわからんけど大丈夫かなぁ、ハムレットってどんな話だっけ、ケネスブラナーさんて名前聞いたことあるけどどんな人だっけ...そんな不安を抱きながらもDVDプレーヤーに差し込み鑑賞したことをよく覚えている。だがしかし、観劇後はそんな気持ちとは全く裏腹に心地よい満腹感だけが広がっていた。どのシーンをとっても見応えがあり本当に見てよかったと思った。特にフェンシングやるシーンが好き。もうしっちゃかめっちゃかでハラハラどきどきなシーンなのだが、何故かまとまり感がある。そう、これは他のシーンにも言える。とにかくまとまりが良い!メイキングを見たところ、監督兼主役を務めたケネスさんもまとまり感を大切にしたとのこと。だからこんなに見やすいんだなぁと。そして言葉では言い表せないほどのシェイクスピアの悲劇による感情の揺さぶりとそれらの演出されぶり、セット、衣装、全てが素敵すぎる。お姉ちゃん、こんなあまちゃんにこんなに魅力的なDVDを貸してくれてありがとう...
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