エンパイア・オブ・ライトのMIKIのネタバレレビュー・内容・結末

映画が始まってエンパイア劇場内部の美しさ、夕方から夜にかけて輝くライトに照らされた街並みの美しさに目が行くが、話が進んでいくとエンパイア劇場や、街に隠された、ダークな部分が浮き彫りになっていく。衝撃的な展開があるのではなく、淡々と物語が進んでいくので、途中飽きてしまうかもしれない。
けれど、エンパイア劇場に携る人達の実態が、とても現実世界にもあり得る設定で、、(実話ですと言われても納得、なんならある程度何かの実話が基になっているのでは、、？)

女性軽視、黒人差別等、あの時代(70,80年くらいなのかな？)社会的弱者に焦点を当てた物語なんだなと感じた。

同じく映画館で働いていた者として
共感できる箇所はいくつかあった。
お客は明るく輝いているスクリーンに夢中で、陰に潜む事には気がつかない。
スタッフ達が床に散らかったポップコーンを拾いながら今まで経験した最悪なシチュエーションについて話すシーンは観てて懐かしさを感じた笑。

ただ、やっぱりお客さんと映画を繋ぐ仕事って本当に素敵


素敵なストーリーなんだけれども、私にはまだ難しい部分があったかな。