ビーチを目の前にした古びた映画館がとてもよかった、それが良すぎた。レッドカーペット、真ん中のスナック売り場、その両脇から登る階段、登ったところにあるちょっとしたベンチ、オペラ劇場のような内装、もう使われてない上階のシアターと最上階のピアノとダイナー席。ここに行ってここで映画を見たすぎる。
話はちょっと盛り込みすぎて逆に薄くなっちゃったかなという印象。歳の差の恋、人種差別、女性軽視、適応障害(メンタルヘルス)、結構どれも深く重いトピックなので、どの話題もちょっと深掘り不足で散漫してしまっている印象。
でもなんだか、いつか何かに傷ついたり心を壊してしまったとしても、あるいは歳を重ねても、心煌めく出来事や素敵な出会い、新たな学び、良き友情に恵まれる機会はある事が表現されていてよかった。
それにしても、危うさ100%の状態ではあったもののプレミアでひと暴れしたの、内心とてもスッキリした笑
