TAR/ターのuyuのネタバレレビュー・内容・結末

演技はどの俳優もとても良かった。
始まって1分で退屈になる構成で動揺しましたが、中盤は主人公が徐々に不安定になっていく様に引き込まれ。
現実なのか妄想なのか見ているこちらも分からなくなる不穏な空気を味わえましたが、始まりと終わりが単調で尚且つアッサリしており、何だか中盤の良さが掻き消され勿体ないなあと感じました。
ラストの、ゲーム曲の公演で指揮をする落ちぶれたターは最高に良かった。
どんなに惨めでも芸術家は芸術を作り出すことから逃れられないんだなと思い知らされる。

しかしエンドロールの曲なんであんなイケイケな曲なん、、、。
マーラーでいいやん、、、。
最初と最後を最悪にしたことに星1の気持ちですがそれ以外の部分とケイト・ブランシェットに敬意を評し2.3です。