みうさん

TAR/ターのみうさんのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

マークストロングが吹っ飛んだところで、声出そうになった。クレジットから始まるし、出だしは難しすぎて(クラシックの素養があればなー)もしかして退屈…と思ったけど、途中から俄然面白くなり、しかし、思っていたより精神的に追い詰められる感じではなかった。ハラスメントとは。インテリアがいい。リディアとシャロンの家が一番素敵だけど、リディアの仕事部屋もいいな。多分リディア(ター、リンダ)は惚れっぽいし飽きっぽいんだと思う。ラストは落ちるとこまで落ちましたなーってなるし、でも本人はいたって真面目にやっていて、全然そんなこと思ってなさそうだし、やっぱりこれってコメディ?ってなるな。途中サスペンス?という気もするし、なんならラブストーリーではあるけど。オーケストラの音はとても良い。もっとクラシック音楽や指揮者についての知識があればもっと面白いんだろうな…。オルガの人はほんとにチェリストなんだね、現代っ子ぶりすごい。あと、ドイツ語多め。チェロの曲の選曲とかもヒドゥルは関与してるのだろうか…ちゃんと見れなかったけど演奏もしてたりして。不穏さでいうとヨハンヨハンソンより不穏な音楽。
マークストロングの薄毛ヅラはどの作品においても秀逸だなあ…。
そして、テーラードスーツをオーダーで作りたくなる。シャツもオーダーだよ。
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