まるい

TAR/ターのまるいのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ほぼ3時間という長さにもかかわらず、そこまで集中力が途切れずに見ることができたのは、自分にとっては珍しい。クラシック音楽を扱ってることもあり、高尚すぎないか心配だったけど、展開はわかりやすいし、ちょっとした出来事とかラストなんかは詳細はわからないけど何か起きてるってことはよくわかる、一番飽きない具合の仄めかしや匂わせ具合だったからかも。いちいち抜かれるパートナーのバイオリニストの表情とか、リディアが新入りチェリストにハマっちゃってる描写とか、往年の少女マンガか昼ドラかっていうベタさも嫌いじゃない。主人公のケガが音楽家生命にかかわるのかな?と思ったけど、治癒力がすごいのか、メイクのカバー力がすごいのか、たいして問題になってなかった。なんだかよくわかんないままの、そういう意味での匂わせも多かった印象。
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