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TAR/ターのAYMのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.0
こういう音楽業界とかクリエイティブ業界って、作品を良くするためなら多少の犠牲を厭わない、むしろそれが美学とされている面が多いため、時代とマッチしてない側面があるとひしひし感じることが多い。
そして、ターのような現代で業界の指揮を取っている立場にいる人たちは、過酷な労働環境と過激なパワハラが横行する時代を生き抜いた、一種の生存者バイアスがかかってる人たちなので、多分これからの社会を担う若者たちから煙たがれ、告発され、淘汰されていくんだろうな。
でもそういう人たちも一心に「良いものを作りたい」という気持ちでやっているところが歯痒いところではある…
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