テラダさんの映画レビュー・感想・評価

テラダ

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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.0

作品の存在は知ってるけど、どんな話なのか、どんな歌が有名なのかも全く知らない、完全ウィキッド初見の状態で拝見。
作り込まれた世界観と、それを再現できる圧倒的なCG技術はさすがアメリカ。お金めちゃくちゃ
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片思い世界(2025年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

作品の途中で劇場から出ようか悩んだくらい、私には刺さらない作品でした。
1,500円払ったから最後まで耐えたけど、家だったら途中で見るのやめてたと思う。

そもそも死んだ後もお腹が空くとか、体が成長す
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.0

んーーー可もなく不可もなく…いや、むしろ不可寄り……
フィクション映画にこういうこと言うのもなんだけど、「…で?」って言う感じ。大した盛り上がりも、感動もなかった。
私はやっぱり岩井俊二監督作品がハマ
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.0

とにかく圧巻のMonte Rosaの光景。
幼少期に出会い、また再会し、人生を通して紡いでいく二人の友情が、実に男の人らしくて自然で良かった。
青年期の美しい二人が一瞬だけ写り、次の場面にはもう髭もじ
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.0

時代とか土地柄もあるだろうけど、こんな高校めちゃくちゃ嫌…あまりにも下品で幼稚…
あんな風に大々的に人のセクシュアリティを揶揄ったことも、そういう場面を目撃したこともないから、本当にこんな世界があるの
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

マキタスポーツ演じる部長が良すぎる(笑)
80分と短いし、テンポも良く、肩肘張らずに息抜きレベルにさらっと見るのにちょうど良い。
ただ、めちゃくちゃ個人的な感想だけど、描かれているのが自分が働いてるの
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ミッシング(2024年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

この胸糞感覚えがある…と思ったら、やっぱり「空白」の監督の作品だった。
本当に救いもなく、光もなく、希望もない。
ただ、現実もこの映画のように「結末」がなく、自分の子供がいない状態が「続く」のが大半だ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.0

映画を見まくってると心から良いと思える作品ってほんの一握りだなって実感することが多いけど、この映画はめちゃくちゃ好みでした。
まず松たか子が可愛い。そして松村北斗も可愛い。可愛い×可愛いは最強。
テー
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

3.0

ボブディランのことは名前しか知らないレベルでの視聴。なので、ティモシーが本人に似てるかどうかは全く分からなかったけど、彼の演技はナチュラルで良かった。
見る前は、Blowin' in the wind
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.0

何なんこの映画(笑)って言うのが、見てる間の率直な感想。
たしかにコメディタッチで見やすいし、普通に面白いけど、なんでこれがアカデミー賞最有力候補…?と正直疑問だった。
けど、他の人の感想を読んで納得
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バービー(2023年製作の映画)

2.0

こんなにポップでキュートな世界観なのに、説教くさくて素直に見れなかった。
すごく分かりやすいフェミニズム映画だけど、「女の子だって何にでもなれる!」というメッセージはもはや古臭い。
バービーが生まれた
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.0

ブラッシュアップライフといい、ホットスポットといい、バカリズムって本当にすごい。
なんでこんなに女性の会話のスピード感とか空気感とかわかるの?ほんとに不思議。
汚いから便座にお尻つけないの下り、おもし
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

漫画だとコメディと思えるけど、実写化したらヤクザに連れてかれる中学生っていう構図が怖すぎてずっと「怖っ」「怖すぎっ」って声出た。
あと聡実くんが見た目も行動も生活も中学生すぎるのが、余計その怖さを助長
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で視聴させていただきました。
ローレンスの若いが故の痛さに終始顔を顰めながら見ちゃった。いわゆる「厨二病からの脱却」系の映画。
自分には映画の才能があって、クラスメイトは全員馬鹿。かつ
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

2.0

江口のりこはもちろん、助演を務める小泉孝太郎と吹雪ジュンの演技が素晴らしい。
特に小泉孝太郎っていい役者さんだったんだなってこの作品で気づけた。小泉孝太郎をうざく感じる事があるなんてびっくりだわ。
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.0

演技染みていない、自然体で肩の力が抜けたリアルな俳優陣の演技が落ち着く。
光の入り方も美しく、心地の良い音楽も心にじわじわ沁みる、悲しい内容ながらも激しく心が揺さぶられることはないチル映画。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

-

親に元ナチスがいたり、一高校生の行動に国家が動いたり、まだ高校生の子供たちが自分が今まで育った国を捨てる決断をしたり、なんてすごい時代なのか。
若者にこんな決断をさせてしまった社会の構造を思うと、本当
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.0

構成の上手さがさすがすぎます。
そして、この世は純粋な愛だけではない、薄汚い気持ち悪さに溢れている事実も突きつけられる一本。
好き嫌い偏ると思う内容だけど、私は結構好き。
この雰囲気はポン・ジュノブラ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

-

ここまで窮地に陥った状況でも、純粋に手を取り合えない北朝鮮と韓国の複雑さに心が苦しくなる…
異国で協力し合った彼らのように、いつから同じ民族で笑顔で暮らせるようになれるといいよね。
にしても本当に韓国
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ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(2003年製作の映画)

5.0

大・大・大好きなラブアクチュアリーが、4kデジタルリマスター版でスクリーンに蘇ったとのことで、劇場に観に行きました!!
もう本当に、めちゃくちゃ良い映画じゃないですか?
これだけ満足感のある135分を
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤の龍太の行動が色々不自然すぎて、「なに?美人局??」ってずっと疑ってたけど、全くそんなことはなくただの良い人でした。
だってあんなレジ前でお金ぶちまける?頭ぶつける??人待たせてお土産のお寿司見に
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

-

とにかくタイトルの「善き人のためのソナタ」という日本語が美しくて気になってて、もう10年くらい見たいと思ってた作品をやっと見ました。
正直3回ほど途中で見るのやめたんだけど、なんとか最後まで完走した。
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最近どんなラブシーンを見てもドキドキすることなんてなくなったけど、湊と依里の2人のシーンはほんとに美しくてドキドキしちゃった。こんな気持ちになるの久しぶりすぎる。
物事の善悪なんて、やっぱり一方から見
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.0

誰も傷つけない、ほっこりとした、ただただ心穏やかに見れる映画。
何歳になっても、何事に対しても偏見を持たずにハマれる雪さんの凄さが、自分が大人になればなるほど身に染みる。

公開当時劇場に見に行ったけ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.0

どんな人の人生も振り返ってみれば一つの映画になる、的な話かと思ってたら、思ったより重めの過去で笑った。そりゃ映画になるわ。
堅物親父がだんだん心を開いていって、笑顔を取り戻すのと、最後には涙を流す姿が
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

生理、避妊、中絶。
え、日本の普通ってアメリカでは普通じゃないんだ?っていうのが色々知れて、シンプルにめちゃくちゃ勉強になった。
特に中絶のシーン。
日本でも中絶薬での中絶を広めていくべき、という意見
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.0

調香師という職業を自然に出せるフランスのお洒落さよ…
結構熟してる大人中の大人が一歩踏み出す映画が大好きなので、この作品も良かった!
適当おじさまと偏屈おばさまのコンビが良い…
2人みたいな関係性を私
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アナログ(2023年製作の映画)

2.0

こんな出会いで始まった丁寧な恋愛がしたいよー!!と泣きたくなるようなラブストーリー。
あまりにも夢物語すぎて共感はなく、だからと言って話がめちゃくちゃ良いわけでもなく…
個人的には刺さるとこ無し。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

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説明なしで突き進み、観客を置いてけぼりにすることに定評があるノーラン作品。
この作品も前例に漏れずそうなので、ある程度の歴史的背景(というかダイナモ作戦の全容)を頭に入れた状態で見ることをオススメしま
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

-

アウシュビッツで一体どのような惨劇が行われていたのか。
この裁判が行われなかったら、今では誰もが知る負の歴史が闇に葬られていた可能性があったかと思うと、1人の行動が世界を変えることって本当にあるんだと
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

5.0

水墨画の美しさがとことん堪能できるので、見るだけで浄化されたような気持ちになる映画だった。
少しでもクリエイティブを趣味だったり仕事にしている人が見ると、創造する事を前向きに後押ししてくれるかも。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

事件自体が本当に気分が悪くなるような内容だし、アメリカの闇が垣間見えるという意味でも見終わった後の不快感が半端じゃない。けど、一度は見るべき作品。
一つの殺人事件の真相を解明していくサスペンスストーリ
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.0

深く考えたらめちゃくちゃやばいことしてるけど、まあラブコメだから…⭐︎
恋愛というより家族っていいな〜という気持ちが湧く映画。
アメリカのクリスマス楽しそう。
サンドラ・ブロックってかっこいいお姉さん
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草の響き(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

びっくりした、めっちゃ鬱映画じゃん。
しかもすごい元気な時に見ないと危ういレベルのやつ。
和雄の言動は全くの部外者の私でさえも見ていて苛立ったので、純子の負担の大きさは本当に計り知れないものだと思う。
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

主人公ユリヤは、自分が何者になりたいのか分からず、恋人の才能と脚光を浴びる姿に自己嫌悪に陥り、挙げ句の果てに刺激を求めて若い男に乗り換えるような、側から見るとタイトル通りの「最悪」な女性。
私は彼氏に
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.0

私もオタク気質なので、観劇をきっかけにリチャード3世の本を片っ端から読み漁り、友だちまで作っちゃうフィリッパの姿が自分と重なって笑っちゃった。
オタクの行動力ってほんとすごいからね。

内容としては、
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