はろう

TAR/ターのはろうのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.9
ターがかっこよすぎて開始10分で惚れた。ターについて、音楽に対してひたむきだからこそ他のことに対して少し排他的な印象を受けた。
後半、ターを慕っていた(?)人物たちが彼女を裏切り始めたり、ターの奥さんまでもメディアの印象操作に左右されたのを見て胸が苦しかった。終わり方が余りに急展開で、こんなにも失墜は簡単に起こってしまうのかと驚いた。現代の風刺画を動かしたものを見ているような気がした。誰が一方的に悪いとは言えないけれど胸糞が悪い。
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