第二次世界大戦末期、ノルウェー(ドイツ占領下)から一隻のUボートが日本に向け出航する。ウラニウムやロケットの設計図など、日本の戦局を逆転させる積荷を乗せて...
しかし航海の最中、ドイツの降伏を知らされる一同。ノルウェーの基地からは「ノルウェーに戻るか日本に行くか好きに決めろ」と投げやりな指示...
近くにはアメリカ、イギリス駆逐艦が迫る中、艦長が下した判断は！

てな感じで、状況が状況だけに緊迫感があり面白かったです！なんと実話に基づいて作られたとか😳
潜水艦映画に駄作無し！

https://youtu.be/zBieG6yc2fg?si=sTH3J2dvZvbkv9Io

• #小林薫が若い！そして声が甲高いwドイツ人と何故か英語で会話…他の日本人俳優は小野武彦に児玉清、夏八木勲。「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエが登場。よその池の魚を捕るなってそんな諺はないw愛国者の上官がキチすぎ…ドイツがまともに見えるほど日本人の美学は理解不能。

WW2潜水艦ものでNHK制作のテレビ映画。
日独共同の潜水艦ミッションのさなかヒトラー総統が自殺してしまう。
終戦に向かわんとするドイツ国防軍と、それを阻止しようとする戦闘維持派の対立。そこに原爆開発という逆転の一手を託された大日本帝国海軍の美学が交錯する。
日本とドイツのかっこいいところが満載という異色作。
イギリス海軍の船沈めちゃったけど黙ってれば平気かな？→正直にしゃべれば許してやってもいいんだけど？というアメリカ軍に笑う。
ウランを海中投棄している小林薫を見ながら、もし原爆を日本が開発してたらどうなっていたんだろうかと思わずにはいられなかった。
クーデター起こる起こらないのやりとりは「海の牙」にもちょっと似てるっていうか、「海の牙」とネタ元が一緒説あるね。
ググるなら「遣独潜水艦作戦」「U234 (潜水艦)」「友永英夫」
本なら「深海からの声: Uボート234号と友永英夫海軍技術中佐」に詳しいとのこと。吉村昭「深海の使者」は読もうポチった。
NHK制作でこの手のヤツはハズレなしだね。面白い。

余談。
フィルマークスに登録をリクエストしたタイトル。今回は登録まで五週間以上。
ちょうどいま見てる「パットン将軍最後の日々」も未登録なので、あとでリクエストしよう。