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モリコーネ 映画が恋した音楽家のYMのレビュー・感想・評価

4.5
観てから行けよという話で、本当に申し訳ないのだが、モリコーネが担当した音楽を紹介するために過去の名作と呼ばれる作品群の名シーンが劇中に多々でてくるのだが、そこではじめてレオーネやベルトルッチやなんやらの映画作品の画を観て、「なんて贅沢なんだ!」って凄く感動していた。
モリコーネは映画音楽をもともとやりたかったわけではなく、「仕事を始めたとき、1960年には辞めると言った。60年になって、70年には辞めると。70年になったときには80年………2000年になったときには、さすがにもう言わなかった」ってのは良かったですね。音楽界からは毀誉褒貶入り混じる評価を長くされながらもあれだけの音楽を残した人が、実際にはこうボヤきながらやっていたと。ジョン・ウィリアムズやハンス・ジマーもモリコーネへの愛を語りにでてきます。
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