モリコーネ 映画が恋した音楽家のYKのレビュー・感想・評価

トランペット奏者であった父の勧めで音楽をはじめ、ローマの音楽院で作曲法を学んだモリコーネ。卒業後はレコード会社で歌謡曲の編曲を数多く手がけ、その後映画音楽の道へ。商業音楽と実験音楽を融合させ、膨大な知識と引用をもって新たなイメージの音楽を生み出していった。

「映像を観てそこに必要な音、メロディーがわかる」というモリコーネ。監督やプロデューサーよりも作品のことを理解してしまう、その能力はある意味怖い。