かな

モリコーネ 映画が恋した音楽家のかなのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メトロノームか…。
曲を書く前は熟考しないと。

影響を与える…。

でも、なんだかタランティーノ監督の映画が求められるようになった流れがわかったような気がする…。(実際面白そうに見えたし)
また、こういう知ったかぶりをするのが悪いんだけど。

そうして、話は〝年表作り〟と〝事実関係再確認〟になるという。

フィールドワーク。フーガ。
何だか大学時代を思い出す…。
始業式でフーガが流れて、「そんなに真面目な大学だったのか…。センターで滑り込んだから仕方ないとはいえ、私とは致命的に合わなそう。」と感じさせた、あの旋律。他の大学に行きなおす根性なかったのかと言われたら仕方ないけど、授業は面白かったし、みんないい人。(だから、私みたいのを入れてはいけない。)
そもそも、私ってなんとなく国からの予算を貰うための〝枠〟って感じなんだもんな。

母親から「年上だからって何でも自分より優れてると思うな」って言われてるしわかるけど、その時代あってこその自分だからなかなか難しいんだよなぁ。

あと、音楽いいと映画も当然よくなるから、映画音楽界が盛り上がるのも素敵だと思うけど、そういう世界が確立しちゃって、それだけの世界ができると、〝息抜きでやる〟という遊びができるのってどこになるのかな?と思ったり。
その界隈のファンがいると、どこ行ってもドンパチ起こりそうになってくるよな。
ま、固定ファンがいればどこも一緒か!

〝推し〟問題の複雑さが。

でも、みんなカッコいいよな。
実際に対面とかしたら怖そうなことばっかり言っているけど、なんか目がキラキラしてて綺麗である。
それだけで眼福。

映画ファンで、監督目指している(監督やっている)人って本の作家とかと同じで、今の流行が自分好みでないとか、こだわりがすごいんだろうなと思ってすごい怖かったけど、やっぱり何でも組み合わせする人ってサバサバしている人じゃないと怖いよなぁ。(今は、好きなことを一日中するための仕事に選びたいだけって人もいるんだろうけど。儲けが出なくても大丈夫なんだろう。)
事件の犯人の職業だったりしているし…。

スタイリストもそうだけど、最先端の魅力を目指しているのか、当たり障りなさの流行目指しているのかわかんないんだもんな。
使っている素材がいいと尚更。


そして、妻とは自分を写す鏡とよむなり。
見に行ってよかった〜
かな

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