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モリコーネ 映画が恋した音楽家のchipのレビュー・感想・評価

4.5
エンニオ・モリコーネ

私が彼の音楽と初めて出会ったのは、
大好きな映画館で観た「海の上のピアニスト」、
今はもう閉館してしまった小さな映画館でこの映画に酔いしれた日、はっきりと覚えている。
翌日ショップでサントラ盤をさがしたけれど置いてなくて、
取り寄せしてもらい、数日後に手にしたCDを見て、
モリコーネの名を知ったのでした。
Amazonはまだ使えなかったな~


私にとってのモリコーネが「海の上のピアニスト」であるように、
友人は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」だと言うし、
「ニューシネマパラダイス」の人も大勢いるだろう。
皆それぞれ、違う作品の中に、モリコーネの曲が生きている…
彼と同じ時代を生きることができて本当に良かった。。
西部劇の名曲の多くが彼の作品だと言うことも始めて知った。


「海の上のピアニスト」のナインティーン・ハンドレッドに自分を重ねた…とモリコーネが言っていた。
音楽という船から降りられない、と…
そんな彼にこう言いたい、
映画音楽に情熱を注いでくれてありがとう、と。


「彼の音楽は人生のサウンドトラック」
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