Shussissi

モリコーネ 映画が恋した音楽家のShussissiのレビュー・感想・評価

3.8
@Bunkamura
大好きなイタリア映画🇮🇹
その中でもトルナトーレ監督とモリコーネ音楽からまず入った私なので、ずっと観たかった作品です。もうすぐ無くなってしまうこの場所のBunkamuraでは最後の鑑賞になってしまうかも?ヨーロッパ映画中心にミニシネマ系は大変お世話になりました。
さて、作品は正直、ずっとインタビューが続きかつての名作がダイジェストで流れてモリコーネ音楽を堪能する。長いし、この作品を映画として捉えたら評価はどうなのか?と言う感じはしますが....
ただ、ファンにはたまらないでしょう。昔の作品は知らないのも結構あったので新たな発見もさせてもらいました。トルナトーレとモリコーネはそんなに歳が変わらないと勝手に思ってたのですが、もう結構名声があったモリコーネにトルナトーレが頼みこんだ感じだったのですね。トルナトーレ監督が撮ったわりに、「ニューシネマパラダイス」や「海の上のピアニスト」などの自作品の取り上げ方が浅かったのが少し残念でしたが。
映画内でも言われていた通り、作品より音楽の方が頭に残っているような映画も結構有りますし、改めて映画音楽の重要さを。また逆に音楽界の中での映画音楽に対する位置付け、それに伴ってのモリコーネ達音楽家の葛藤など色々勉強になりました
タランティーノのインタビューがちょっと笑ってしまいましたが(笑)
おかげで観てみたい映画が増えました!
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